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2010年10月

現場に活かせる勉強会① レポート

10月31日(日)ハロウィンの日第一回の勉強会 参加者19名 rain

「アロマセラピートリートメントに活かすナースの視点」を開催しました。

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講師は訪問看護のベテラン看護師さんです。在宅医療について、訪問看護利用の手順に始まり、利用者さんの傾向や在宅療養での不安内容など、そしてもちろん現場で実践されているアロマセラピーについてのお話しをしていただきました。訪問看護四方山話では在宅で看取られた方の症例もお話しいただき、質疑応答では、セラピストが現場で困っていること、そして実際の方法などをレクチャーしていただきました。

20101031_004 穏やかながら現場を知ってる方ならではの淡々とした口調でのお話しは流石説得力があります。アロマセラピストは普段みることのない胃瘻や褥瘡の写真を見ながら彼女が考えるところの訪問看護でのケアの有り方、そしてそれがアロマセラピストが行うケアと通じるものがあるという考え方を語ってくれました。彼女の言う「介護力」それは技術プラスアルファ―の気配りだと感じました。技術はあって当たり前、そこにプラスアルファー経験と応用から生まれる気配りを実践する力。そこに介護者のしなやかなアイデアとちょっとしたユーモアや優しさが加わって作られるもの。そんな風に感じました。これってアロマセラピーにも通じますよね。そしてこれからその介護力の一部を担うため、セラピストが看護・介護現場に入っていくことは必要になってくるでしょう。そのためにはセラピストも今の技術だけに満足せず、経験を重ねて、学びの姿勢を持つことが大切なのです。私たちの能力はこれからもっと求められる時代になると感じました。

同業種&異業種交流の懇親会20101031_008

一つのセミナーという共通項を持った人の集まり、せっかく集まったのだから話をしましょうよ。というわけで、1時間だけですが、懇親会を行いました。広島から来てくれた参加者さんはもみじまんじゅうを大阪の参加者さんからもとーふドーナツを、講師の加藤さんも京都に来てからわざわざ買ってきてくれたお菓子をさしいれてくれました。私は一人一人の方と話をするうちに皆さんがいろんな思いをもって参加されていることを知りました。冒頭のあいさつで話をしましたが、この会にはただ待ってるだけでなく、何かをしたいと提案して、それをいっしょに実践できる人たちに参加してほしいと。だって、何かをいっしょにするって、大変なことも多いですが、楽しいですよ。そしてやってみて初めて学びになることがあるのです。今回、第一回目の勉強会ではたくさんの方が力を貸してくれました。何かを学びたいという気持ちを持っているだけでなく、うまく伝え合って牛歩であっても皆で歩む会をめざしたいです。本当に24時間体制でお忙しい業務の中こころよく講師を引き受けてくださった加藤さん、ご参加いただいた皆様、ボランティアでお手伝いいただいた皆様本当にありがとうございました。これからもいっしょに歩んでいきましょう。

次回の勉強会は2月5日妊産婦さんへのケアシリーズです。実技も含めた面白い内容になりそうです。詳細は後日改めて掲載いたします。

レポート 代表 櫻井 かづみ

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「閉じこもり予防」セミナー

大阪市福島区福祉協議会「閉じこもり予防」セミナー

サロンのある大阪市福島区内6ケ所で、アロマセラピー講座を実施しています。
独り暮らしの高齢者に地域で身近に集える場、気軽に取り組めるプログラムを提供し、
心身に適度な刺激を与えることで閉じこもり状態、認知状態、うつ状態の改善を図り、
生活機能の低下予防を目的に開催しています。
植物やお花好きな方の参加は多く、ご自宅でのガーデンニングのお話など熱心にして
くださいます。嗅覚と記憶の関係のお話から、旅行先で見たラベンダー畑の景色のお
話が飛び出すなど、毎回賑やかに講習しています。

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PL病院「語り合う会」でのセミナー

2010年9月16日、メンバーの中村真澄さん、スタッフの裏野仁美さん、と私、藤永裕
美の3名で、「介護・医療現場とアロマセラピー」をテーマに、治療の補完やQOLの向
上のために活用されるアロマセラピーの有効性と実践について、お話して参りました。

この語り合う会は、医師・看護師・患者・家族・遺族など垣根を越えて、今後の医療
や看護に役立つ情報を提供し、情報交換しよう!をコンセプトに院内にて年4回開催
される会です。以前アロマセラピーをテーマにお話した時のは、すでに7年前になり、
今回は具体的な現場での私達の取り組みをお話させて頂きました。

「緩和ケア」中村真澄さん
堺市内の緩和ケア科での3年間の活動の歩みをお話してくださいました。
中村さんがトリートメント担当され、その後、旅立たれ患者さんとの思い出や会話、
効果的であったトリートメントの臨床報告をされました。
エンジェルケアとして、精油が利用されている事や、こちらの病院で亡くなられた方
の慰霊祭に中村さんを中心としたアロマケアグループが招かれたそうです。
このお話からも、こちらの病院では、なくてはならないケアのひとつとして、現場の
看護師や医師から、何より患者さん・遺族の方から、認識されているんだなあ、と感
動しました。
着実に歩まれた中村さんの努力と、細やかなケアが印象に残る報告でした。

「高齢者ケア」裏野仁美さん
高齢者施設での、アロマケアを、導入の目的・心掛けを中心にお話してくださいまし
た。
信頼関係を築く為、ご本人の意思や価値観を尊重、又生活サイクルを尊重すること。
やさしいタッチング・コミュニケーションはもちろん、安楽な時間の提供の為、快適
な空間作りを考え、活動されています。
トリートメントの後は、必ず未来に繋がる言葉をかけてから、退室するそうです。
患者さんに生きる力・励みを与える温かい活動をされているなあと実感しました。

「精神科での作業療法としてのアロマセラピー」藤永裕美
最後は、精神科でのプログラムを体験頂き、実際に精油やキャリアオイルを手に取っ
て頂きました。
プログラム例として、1・香りチェック 2・クラフト作り(生活用品をメインに)
 3・アロマトリートメント と3項目にわけての体験です。
診療所では、患者さんが家族やスタッフとのコミュニケーションツールとして親しみ、
心と身体の両面のリラクゼーション効果を狙い、社会復帰にむけてのきっかけ作りの
提供を目的としています。
香りチェックでは、好きな香を選んで、体調や時間・天気による好みの変化を体験、
トリートメントではペアになりお互いのハンドマッサージをして、施術する側・され
る側の両方を体験して頂きました。初対面同士の方も、自然に「気持ちいい」「あり
がとう」の言葉がこぼれ、笑顔があふれました。
アロマは初めてです!という方にもタッチングや香りの効果を、理解し楽しんで頂け
たと思います。

定員の40名を越えて、56名の方がご参加下さいました。
7年前よりも、アロマセラピーが確実に浸透している!と実感でき、私達セラピスト
にも励みになった2時間のセミナーでした。

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